ラジオ関西 森脇健児の遊・わ〜く・ウィークリー


南三陸町レポート

 

2013月10日(日)、11日(月)、12日(火)の3日間、震災から2年が経過する東北被災地域を再びKYOHEY君が訪れました。

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まず最初に訪れたのは福島県相馬市の仮設住宅団地です。「きょう3(キョウキューブ)」という関西から定期的に支援活動に被災地を訪れている支援団体の皆さんが関西‐福島、また住民同士の交流を深めるために炊き出しを中心とするイベントを開催していました。「きょう3」の皆さんと一緒にKYOHEY君もお手伝いさせて頂きましたよ。

楽しく遊ぶ子供たちの姿に逆に元気をもらったKYOHEY君。仮設のお住まいの方々にお話を伺うと、普段は薄い壁を隔てた仮設での暮らしのため、子供たちも大きな声で遊んだりすることを遠慮したりしながら生活しているんだという声もありました。こうしたイベントの際に子供たちの元気な姿を見て、大人の皆さんも元気が湧くと皆さん素敵な笑顔で楽しんでいました。
仮設での生活の厳しい状況などのお話もお伺いし、被災者の方々の「暮らし」の復興の速度の遅さを実感させられました。

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続いてKYOHEY君が訪れたのは福島県山元町の「山元いちご農園」。代表の岩瀬さんにお話を伺うと、山元町は130件以上のイチゴ農家が並び、春の収穫の時期にはイチゴ狩りで賑わう町だったそうです。東日本大震災の影響により、大きな被害を受け、ハウスや農機具も津波に流されてしまいました。大きな被害を受けながらも被災から3カ月後「もう一度山元町にイチゴ農園を」といくつかの農家で手を取り合い、復興に向けて立ち上がったという岩瀬さん。東北被災地域で手を取り合っての復興を目指されています。今年は甘くておいしいイチゴが実りました!

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福島県名取市閖上(ゆりあげ)地区は震災後、津波による甚大な被害を受けた地域の一つです。KYOHEY君の訪れたこの日、閖上中学校を中心に東日本大震災で亡くなられた方々の追悼のため、灯篭を飾るイベントが開催されていました。
震災当日、海岸から2キロの中学校を目指し避難途中で亡くなった多くの方を追悼するために、中学校までの避難経路を絵灯篭で光の道を作るというものです。全国から寄せられた多くの灯籠に火が灯されました。兵庫県から訪れ、このイベントにボランティアで協力されているの方々の活動にも出会いました。

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翌日、3月11日は東日本大震災の発生から2年が経過した日でした。地震発生の時刻、KYOHEY君はこれまで3度訪れた南三陸町に足を運び、防災対策庁舎前で皆さんと黙祷を行いました。
2年が経過し、町の復興にはまだまだ時間がかかる事を目の当たりにし、今後も継続的に関西でも支援情報を発信し続ける事を改めて決意しました。

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南三陸町で再会をしたのが、連帯ユニオン東日本大震災対策センター 三嶋さん。町の復興と並行して、仮設住宅から出られなくなってきている方々への「心のケア」も現地での支援としては必要な活動となってきているという町の現状もお伺いしました。
南三陸町の共同食堂では内田智貴さんにも再会。町の大切な交流の場として共同食堂の運営を支える内田さん、KYOHEY君が訪れた時には地元の女子高生たちや支援者の方々が食事をしながら楽しく賑わっている所でした。「笑顔を支える」ことも町の重要な支援活動の1つとなってきています。

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この日、以前番組に電話でご出演頂いた千葉さんに会うために宮城県気仙沼市も訪れたKYOHEY君。千葉さんは息子と共に気仙沼の復興を願い、町に子供たちが利用できるバッティングセンターの設立を目指して「希望ののむヨーグルト」を販売されています。
初めて訪れた気仙沼の街の様子を目にしたKYOHEY君でしたが、2年が経過しても尚、信じがたい光景が目の前に広がっていることに、今回の震災の被害の大きさを改めて実感させられました。

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去年、福島市を訪れた際に出逢った五十嵐さんにも再会しました。福島のコミュニティーFM「FM-POCO」で「パーラメント・ラジオ」という番組で震災情報を中心に地元コミュニティー情報などを発信されているパーソナリティの五十嵐さんのコーディネートで、訪れたNPO法人 「市民放射能測定所」 では住民の方々に確かな数字と情報を自分たちで認識して頂きたいと震災後 「ホールボディーカウンター」をいち早く導入し、これまで活動に取り組まれてきています。

また、地元で八百屋を営む「みよし青果」さんでもお話を伺い、震災直後の風評被害の影響や、その後、食料の放射線量の計測器を購入し、きちんと計測された安心・安全を確認している野菜や果物の販売を始めたことで、離れていたお客さんが少しずつ戻ってきているというお話もお伺いしました。

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震災から2年が経過した被災地を訪れ、KYOHEY君が地元の方々に「関西の方々に伝えたい想いはありますか?」とお伺いしたところ、多くの方が「この震災を忘れないでほしい」とおっしゃっていました。月日と共にメディアから発信される情報が少なくなりますが、被災地の過酷な日常は今も尚続いている状況です。今後も番組ではKYOHEY君が中心となって継続的に「関西から出来る支援」をテーマに復興支援情報をお届けしていきますので、是非皆さんで情報を共有し、少しでも多くの方に伝えて頂ければと思います。

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